レイキによるチャクラの調整


 膝小僧から血が流れているという時に、12ポジションから始める人はいませんね。怪我をした指に手を当てる、痛むお腹に手を当てる−−これが「手あて療法」の原点です。
 それでは、12ポジションの意味は、どこにあるのでしょうか? それは、身体を全体として調整し、バランスを改善していくことを目指しています。つまり、12ヵ所が一つのセットになっている点に、意味があるのですね。

 しかし、このハンド・ポジションを、指導されたとおりに行なうと、1セットに30分もかかります。実践を続けて行くには、かなりきついものがあります。
 身体の主要な箇所に手を当てる、という観点から捉え直すと、チャクラを指標にしたセッションが考えられます。これは、12ポジションに比べて、もっと短時間で行なうことができます。
 以下、レイキによるチャクラの調整について解説します。

 (いわゆる12ポジションの歴史的な検討を、改めて行なう予定です)

 チャクラとは、サンスクリット語で「輪」を意味します。要するにツボのことで、見る人が見ると、その形状が丸い輪をなしているので、この名称があります。
 それでは、ツボとは何かというと、肉体の次元の身体が、エネルギー次元の身体につながっているポイントのことです。そうしたポイントは、大小いくつもありますが、そのうち、重要な働きをしているものを主要チャクラといいます(少数のラインとしか繋がっていない部位と比較して、多数のラインが集中している部位のことを「重要」と言っています)。

 主要チャクラ(或いは、主要なポイント)がいくつあるかという点については、諸説あります。例えば、「丹田」としての分類は「上丹田(眉間)・中丹田(胸)・下丹田(下腹)」の3ヵ所だけです。
 ここでは、バーバラ・ブレナンなどにならって、7つのポイントを主要なチャクラとしておきます。

 まず、主要チャクラの位置と名称です。
 頭頂から会陰にかけて−−頭から脊椎を通って尻までということです−−エネルギーの太い通り道があって、これを「スシュムナー管」と言います。このパイプの途中に、5ヵ所の中枢があり、身体の前後にエネルギーの出入口が開いています。上下それぞれ1つずつと、この5つで、7つの主要なチャクラを構成します。

 しつこいようですが、繰り返しますと、上に1つ、下に1つ。身体の前に5つ、後ろに5つです。上下は別々に数えますが、中間のチャクラは前後1組で1つとします。チャクラの位置は、分かりやすくするために、主に身体前部で説明します。

 スシュムナー管の上端にあたるのが、頭蓋骨の縫合点。頭の天辺よりほんの少し後ろにあるここを第7チャクラといいます。パイプの下端が、会陰にある第1チャクラ。順番は、下から上に数えていきます。
 第6チャクラは、眉間より少し上。第5は、喉の声帯があるあたり。第4は、胸のへこんだところ、心臓の附近です。去年、パラフィンになった人体を観た方はお分かりでしょうが、心臓というのは、左の乳の下というよりは、実はもっと真ん中にあります。
 第3チャクラは、へそより少し上のあたり。第2は恥骨の上。後ろで言うと、背骨が終わったところ、仙骨あたりです。

 それでは、次に、チャクラを基本にした手のポジションです。

【その1】
1)左手を第6チャクラ(眉間)に、右手を第1チャクラ(会陰)に当てます
   以下同様に行ないます。
2)左手を第5チャクラ(のど)、右手を第2チャクラ(恥骨)
3)左手を第4チャクラ(心臓)、右手を第3チャクラ(へそ)
※外側から、順に中心に移っていきます。
 このセッションでは、頭頂の第7チャクラには触れません。

【その2】
1)左手を第7チャクラ(頭頂)、右手を第1チャクラ(会陰)に当てます。
2)左手を第6チャクラ(眉間)に、右手をその後ろの後頭部に当てます。
  頭を、両手で前後から挟んだこのポジションを「コズミック・プラグ」といいます。
  以下同様に、左手をチャクラの前部(腹側)、右手を後部(背中側)に当てていきます。
3)両手で第5チャクラの前後
4)両手で第4チャクラの前後
5)両手で第3チャクラの前後
6)両手で第2チャクラの前後

 【その1】【その2】とも、手を少し浮かし加減にすることも可です。
 各ポイントごとに、最低1分間くらいずつは手を当て、1回のセッションで一通りは完了するようにします。
 自分の好みのポイントは、1分と言わず、好きなだけ行ないます。思い出して頂きたいのは、レイキを受けるのは気持がいいということです。義務で、いやいや続ける必要はありません。「快感」が感じられないとしたら、どこかに問題があるのですから、ティーチャーに相談することをお勧めします。

チャクラの位置と名称


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